赤ワインブーム


人間とは単純な動物である。マスコミで、これが健康に良い!とか報道されると、みんなそれに飛びつく。
一昔、痩せる石鹸というのが流行ったが、今はどこにいったのやら。しかし、私も試してみた1人である。(何の変化もなかった!)

世の中、赤ワインブームだ。しかし、今回のブームはケタはずれだったように感じた。どこに行っても赤ワインがないのだ!!

私の行く焼肉店でもお店がオープンしてから、赤ワインに注目していた。それまでの店は、国産のワインしかおいてなかったのだが、いろいろなワインをそろえようと準備した。メーカー側と相談し、ワインの種類とメニュー作成をした。それからまもなくして、本格的なブームが巻き起こった。何と、お店で使っている国産のワインがないと言う。しかも、メーカー側の話によると、数ヶ月しないと、そのワインは手に入らない、という話だった。そんなばかな。私は、休みの日、近所の酒屋を回ることにした。

JOSHAを車の助手席に乗せ、各酒屋を回った。「絶対、あるはず。」と思い、出発したのだが、数軒回って本当にない事がわかった。
その国産のワイン以外も赤ワインのコーナーは品数が少ないようだった。酒屋以外にもコンビニにも行った。白やロゼはあるもの赤ワインは品切れしている。
あらゆる酒屋とコンビニを回った。運転しては、停まる。運転しては、停まる。と、JOSHAは少々退屈気味のようだった。私は途中でもう諦めようと何度も思うのだが、もう1軒、と車を停めてしまう。結局、お店で出している国産のワインは1本しか手に入らなかった。

我が家ではアメリカから帰ってきてから、ワインブームである。サンフランシスコから北へ車を飛ばせば、ナパパレーとソノマというワインの産地がある。私たちは白ワインが大好きになった。私は赤ワインがどうも好きになれなかったのだが、この世間のブームをきっかけに赤ワインも好きになった。休みの日には、赤か白かどちらかを1本あける。

そして、ついにJOSHAもブームにのった!? 以前、白ワインを口に近づけると、顔をそむけていたのだが、いつのまにか、白も赤も飲めるようになっている。もちろん、少しだけぺろっとさせるだけだが、油断をすると、全部飲みほしてしまう勢いだ。


3 歳