ユッケジャンスープ
今年の夏は最高に暑い!! 暑いのはいいが、とにかく蒸し蒸しする。
先日、サウナ協会という名前で予約が入ったが、その名前を見るだけで暑くなった。
夏のスタミナ料理!と言えば、焼肉だろう。夏のシーズンは忙しくなる。夏バテで食欲が沸かない時も、焼肉と辛いものを食べれば、元気になる。最近では数年前からの韓国ブームでいわゆるカルビとかロースとかといった定番のメニュー以外にも韓国の一品料理をお客さんのほうから注文するようになった。石焼きビビンバにしても食べ方を説明しないとわからない人が多かったが、最近ではみんなよく知っていて、知らない人に誇らしげに説明しながら食べている姿がよく目につく。
さてさて、そのメニューの中にユッケジャンスープというスープの中では一番辛いスープがある。カルビでだしをとったカルビスープも辛いが、ユッケジャンスープのほうが断然辛い。これらのスープは辛さの調整がきく。この前なんか、「この世のものと思えないほど辛くしてください。」と注文を受けた。そのお客さんは、汗をだらだらたらしながら、ユッケジャンスープを飲んでいた。そして帰る時、「今日のスープは最高だった!!」と言って帰っていった。
さて、このユッケジャンスープだが知らない人が聞くと、あのお刺し身のユッケが入ったスープなの?とききたくなる名前である。私も最初、何でユッケも入っていないのにユッケジャンスープなのか、疑問に感じた。お刺し身のユッケとスープのユッケジャンスープとでは言葉の語源が違うのである。またまたこれも興味深い話であった。
ユックとは、牛肉の事。フェーとは刺し身の事。ユックフェーで牛肉のお刺し身。それがだんだん、ユッケという発音になる。
ではスープの方は、と言えば。驚きの事実があった!!
韓国では犬を食べる食文化がある。今では公には食べれないらしいが、まだまだ犬を食べる人は多いらしい。何とも精力がつくそうで、特に男の人が好んで食べるという話だ。韓国で犬はケッ。ジャンというのは調味料のこと。コチジャン、とかトウバンジャンとかのジャンと同じ意味だ。犬のスープ、で、ケジャンスープがもともとの言葉の由来だ。韓国も経済が発達し、生活の水準が上がっていく中で、犬を食べるのは、という動きが出始め、犬のかわりに牛でだしをとるスープに変ったという話だ。先に話した通り、牛はユック。ユックケジャンスープより、ユッケジャンスープに変っていった。
付け加えて。本来は同音語ではないのなが、その微妙な発音の違いに注意しないといけない事がある。ケッというのは、犬という意味だが、微妙な発音の違いで(日本人にはできない?)かにという意味もあるので要注意だ。韓国にはおいしいものが他にもたくさんあるが、かにの塩辛はむちゃくちゃおいしい!!かにの塩辛の事をケジャンという。かにの鍋物も最高においしい。これらを注文する事があった時、注意をしなければ、犬がでてきた!なんて事もありうるかもしれない!?
さて、話はようやくJOSHAにうつるが、世の中には食べられる犬もいるのに、JOSHAは本当に幸せな犬だ。しかし、その筋肉質の体は食べるとおいしそう?である。友達からも「この太ももおいしそう」と言われた。事実、JOSHAをスープにしている夢を2回ほど見た事がある。スープにした時点で、「自分は何ということをしてしまったのだろう。」と後悔し、急いで、病院に連れて行くのだ。そして夢から覚め、すやすや寝ているJOSHAの寝顔をみて安心するのだ。
韓国でも犬をペットとして犬は飼われているらしい。食べられるのはいわゆる、赤犬という種類だそうだ。
しかし、数年前、JOSHAと奈良に行った時、反対側から韓国人の旅行の団体とすれ違った事がある。JOSHAをじろじろ見られた。
韓国語はわからないが、マシソヨというのがおいしい、という意味だ。そのマシソヨという言葉が語尾変化されたような言葉がその人たちから発せられた。私と旦那は「おいしそうだ。」という意味に違いない、と思った。私たちは急ぎ足でその場を立ち去った。
幸か不幸か、確かにJOSHAはおいしそうな体つきをしている。