ストーカー
お隣の犬、まるちゃんが亡くなってから、守川さん夫妻はフェンス越しにJOSHAをより一層可愛がってくれるようになった。
JOSHAもその愛情を気持ちよく受けているようだ。理由がある。何か食べ物をくれるからだ。
まるちゃんが生きていた頃から、時々、何かをもらっていたようだ。私に内緒で。
「お母さんから怒られるから、少しだけね。」という守川さんの声を聞いたことがある。
しかも、JOSHAの行動はばればれである。一度、食べ物をもらった人は忘れない奴だ。
庭に出るなり、フェンス越しに守川さん宅を必死にのぞいている。
時には位置を変え、庭のテーブルから、守川さんをのぞいているのだ。
その目といったら、まるでストーカーのようである。