初泳ぎ
もう一人の訓練士 土生さんが主催するクラブの催しものがあった。
海で泳ごう!というものである。
去年も開催され、今年で2度目となる。場所は福岡市の西区にある海水浴場。
いつも、シーズンオフの6月ごろ、開催される。
私は、去年と同様、自転車こいで、海まで。人間だけのバーベーキューもあるため、
車だと、ビールが飲めないからだ。
JOSHAは基本的に、泳ぎはきらいだが、海は好きである。
何故だかわからないが、海は楽しいらしい。潮の香りがすると、元気よく走り出す。
その日も自転車で30分の道のりを完走し、海にたどりついた。
もうすでに、数頭の犬が遊んでいる。ゴールデンやラブがさっそく、海で泳いでいる。
JOSHAも興奮して、仲間にはいった。
まず、仲間に入る前には、犬同士の挨拶をする。お互いの存在を知るためだ。
ここで、どうしても気があわない犬同士は、人間の注意が必要となる。
呼び込みがきかない犬は、ロングリードをつける。なるべく人がいないところで、遊ぶのだが
人や他の犬が近づいてきた場合は、遊ぶのをやめ、自分の所にしっかりと待機させる。
これが公共の場所で複数の犬を楽しく遊ばせるための基本的なルールだ。
この日は、土生さんがボールを投げ、ボールのとりあいっこをして遊んだ。
土生さんがボールを手に構えると、犬たちは必死にそのボールを見つめている。
JOSHAも同じく、見つめている。ボールが投げられると、必死に走る。そしてボールをとる。
また遊びたいものだから、土生さんの所にボールを持って来る。
私もJOSHAと1対1でこの遊びをするのだが、不思議にも一緒に遊ぶ仲間がいると、飽きもせず、必死にボールを
追いかけているのがおかしい。しかも、泳ぎは苦手なはずだが、ボールが海の方へ投げられると
泳いでいる。
30分も遊ぶと、犬たちは、体力を消耗し、またお互いの存在にも慣れ、落ち着いてくる。
そこで犬たちを休ませ、ゲームが始まった。
今回のゲームは、犬と一緒に歩き、ある場所でお座りをさせ、そこに置いてある紙を拾う。
その紙には、飼い主は○○に仮装し、犬は○○に仮装との指示文がある。
数メートル先まで、また歩き、犬を伏せさせ、仮装し、戻ってくる。
犬もこっけいだが、人間の方ももっと滑稽だ。
ちなみに私とJOSHAの仮装は…
写真をみてください。
そしてその後は、お待ちかねバーベキュー。ビールでのどをうるおし、腹ごしらえをする。
犬たちはというと、すっかり疲れて、お昼寝タイムである。
私はその日も仕事のため、早めに切り上げて、自転車で帰った。
これがまた大変である。すっかり疲れきったJOSHAは走らない。時間がないので、仕方なく
左手で担いで、家に帰った。