芸の花道


 ある日のことである。旦那がJOSHAにクッキーをあげようとしていた。
JOSHAは興奮して、おてをしているのだが、興奮しすぎて、両手が同時にあがった。
その姿がむちゃくちゃ可愛かった。そして、教えたらすぐできるようになるのでは…と
教えることにした。

 考えてみると、訓練は食べ物を褒美にしたやり方はしなかった。
しかし、食いしん坊のJOSHAである。訓練も一息ついたところだし、試しに食べ物を褒美にいろいろやってみることにした。

 まず、おての段階で、両手を一度に出すことを教えた。予想は的中し、食べ物を与えると、数回で覚えた。
次に両手をあげた状態で自分で固定させることにした。まず、出した両手を私がにぎり、そのままの状態でステイをかける。
できたら、ご褒美。次に、握っていた両手を離し、それでもきちんと座っていたら、ご褒美。
これまた、数回で覚えた。今までは、英語でコマンドをかけていたが、なぜかこれは、「起立っ!!」にした。


 調子に乗った私は、きっと今度は、2本足で立つに違いない、と思った。さっそく教える。
これまた、数回で覚えた。そして、立ったままで回ることも教えた。このコマンドは「立ちなさいっ!!」
食べ物を使えば簡単である。
要するにJOSHAは 

食べ物さえあれば何でもする男なのだ。

 そしてまたまた、教えた。今度はスクロール。これもまた簡単に覚えた。

 しかし、難しいのは、食べ物を使うと、食べ物がないとしない点である。この矯正はかなり厳しい。
訓練試験の中等科に合格しているくせして、食べ物がないとお手は絶対にしない。(お手は子供のときに食べ物で教えた。)
まあ、これはお遊び程度のものだから、いいか。


 芸能プロダクションがあれば、すぐにでも入りたいところである。かなりいいCMなんかができるはず。


5歳