パピーカウンセリング
次の週から里さんは我が家に来る事になった。すぐに何かを教えるのではなく、まずは里さんとJOSHAの親和期間として、様子を見たり遊んだり、また私に対する飼い主としての心構え等を教えてくれた。
1.何事も人間が一番、JOSHAは最後
例えば、外出先から帰った時、留守番しているJOSHAにすぐに声をかけない事。まずは、荷物を置くとか、留守電をチェックするとか、上着を脱ぐ、とかをした後、JOSHAに声をかけ、遊ぶように言われた。こうする事で、家族の中での順位づけがはっきりとしてくるらしい。朝起きた時も同じだ。その頃JOSHAは私たちのベッドに近いところにいた。朝起きると、あどけない顔で私たちを見つめる。私たちはそのかわいい誘惑の目を見ないようにした。その誘惑に負けてしまったら、朝一番に、自分をかまってくれる事を覚えてしまう。最悪の場合、成長した時、散歩に連れて行け、とぎゃんぎゃん泣きまくる犬になってしまうに違いない。
2.取り合いっこをしても最後は人間が勝つ事
よく犬と遊ぶ事は大事だが、引っ張り合いの遊びをした時、最後は必ず勝つように言われた。
よく、「負けちゃった。」とわざと犬に勝たせる人がいるらしいが、その1つ1つの行動が、犬が飼い主よりも上だ、と勘違いし、その勘違いは犬にとって当然の事となり、言う事を聞かなくなったり、いろんな問題を起こす要因になるという。
3.おもいっきり遊ぶ事
犬とおもいっきり遊ぶように言われた。その時、2の事項は注意する事。遊びの中で悪い事をしたら、その場でしかったりして、力関係を犬に示す事。遊ぶ事によって、犬と飼い主との信頼関係が生まれてくる。
4.いろんな場所に行き、いろんな人に触ってもらう事。
家の周りだけではなく、いろんな所に連れて行くように言われた。いろんな場所とは、単に海とか、山とかだけではなく、人がたくさん集まるようなところ、車がたくさん通るところ、電車が通過する音や、工事現場の近くなど。ものすごい音がするようなところに行っても怖がらないようにする。また小犬のうちにいろんな人に触ってもらう事も言われた。そうする事で、どんな環境に行ってもすぐに適応できる明るい子になる。また、後々の基本訓練に役立つという事だ。