モラル0?
住民アンケートを受けて、ペットクラブそのものの会則を明らかにし、会員のペットに対するモラルを高めようと急いだ。
まず、ペットクラブの会則を作成し、管理会社にも相談した上、ほぼ完成。後は会員を集め、もう一度吟味しなければ
ならないが、問題なのは例のマルチーズだった。結局、問題なのはここだけなのである。
もちろん、ペットクラブそのものにも出席しないし、管理人さんや他の人が何度も放し飼いに対し、注意しているにも関わらず
なおしてはくれないのだから…。
ペットクラブでいくら会則を話し合ったところで、問題の人が来なくては意味がない。とにかく来てもらおう、と、ペットクラブを開催する前に何度もこのお宅に足を運んだ。
おじさんが出て開口一番、
「もう自分はそういうクラブとか何とかは好かん。」
好きもきらいもない。このマンションでペットを飼う以上、きちんと参加してもらわなくては困る。といった内容を伝えると
「ペットがおらんごとなれば、いいとでしょ?
そしたら、2.3日内に犬を処分します。」
返す言葉がなかった。
とりあえず、この日は帰宅。理事長に相談し、どんな風にするのか様子をみることになった。
そして数日後。今度は理事長と共にこのお宅へ。今度は奥さんが出る。
マルチーズはいた。処分する、とかいう話は旦那さんからはまったく聞いていない様子。
「私は犬は好かんから、いなくなったらいい、と思いようけど、娘が飼ってるし、どこかよそにやるにも、貰い手が出るまでは…とおもいようけど…」
またしてもびっくり仰天の言葉だった。とにかく、マンションに犬がいる限りは、きちんと会則に従ってもらわないと困る、と理事長が
説明し、詳しい事を説明するため、そのおばさん、おじさん、娘(社会人)を集会所に呼んで話しをする事にした。
集会所に入ると、おじさんは知らん顔。おばさんの方は攻撃的であった。
ペットクラブを作る意味、現在問題になっている事、などを話すが…。
おばさんの方は、「不動産がペットを飼っていいといわれたから、ここに来た。そんなに言うのなら、不動産に文句を言う。」
などと、自分達のやってきた事に対し、何の反省の色もないのだ。
とうとう、言葉和らげに説明していた理事長も切れた。
それでも何とか、会則を守り、誓約書を書いてもらうところまで、こぎつける。
この家族、お互いに犬の管理をなすりつけあい、結局、娘が責任を持つ事になる。
しかし、自分の遊びに夢中で、普段の生活の管理下は、やはりおじさん、おばさんなのである。
これ以降、放し飼いはなくなった。
しかし、油断をすると、また始まる。その時は、すぐに注意に行く。
この前は注意するのが嫌になり、玄関のドアに 「犬を放し飼いにしないでください。」と貼り付けた。
またある日は、他の家の前でおしっこをしているところを目撃。すぐに行って、「掃除をしてください。」と言う。
自分の親と同じくらいの年の人にこんな事を言わなくてはいけないなんて、本当に情けない。
他人に犬を飼う資格は問いたくはないが、いなくなってもいいような飼い方、また処分してもいいと思っているならば飼って欲しくはない。
