女の子をつきとばす

ある日、公園でいつものように訓練をしようと準備していた。まずJOSHAを自由に行動させた後、呼び込みの練習が始まる。
夕方で公園には誰1人いなかった。いつもその事を確認してから自由にしている。

すると、2歳くらいの女の子とそのお母さんが近づいてきた。JOSHAは知らん顔をしていた。私は用心のため、JOSHAのロープを引こうとしたがタイミングが遅かった。結局女の子に近づき、飛びついてはいないのだが女の子を倒してしまう形になった。私は走り、「すみません。」と謝ったが、そのお母さんからは一言もなく、きっとにらまれた。

JOSHAとしてみれば女の子に好意を寄せて近寄ったのだが… 。私にも落ち度はあった。女の子のすぐ側にはお母さんがいたのでロープを引くタイミングをはずした。お母さんにも落ち度はある。きっと私と同じように「飼い主が側にいる。」と安心していたに違いない。

この事は結構ショックで万が一の為に損害保険に入ろうか、とか迷い、里さんに相談する。

すぐにおこられた。「保険に入ろうか、とかそういう問題ではなくて、それ以前の問題。もっと用心深くJOSHAを見守らないと。何か問題があっても負けるのは犬の方だから。ジョシュ君の事はお母さんがしっかり守らないと。」

納得だ。この里さんの言葉は、この後に起こる様々な問題にも通用することになる。

少年期